この記事は
「バジルを育てれば必ず節約できる」
という話ではありません。
実際にかかった費用も、
収穫量も、
失敗も公開しながら
本当に家計の助けになるのかを
これからも記録していく記事です。
「家庭菜園でバジルを育てても、スーパーで買った方が安いのでは?」
私も、植える前はそう思っていました。
バジルは一度の料理で大量に使う野菜ではありません。そのため、苗やプランター、土を買うことを考えると、本当に家計の助けになるのか分かりませんでした。
それでも、わが家ではミニトマトを育てていたこともあり、
「自分たちで育てたトマトとバジルで、マルゲリータを食べたいね」
という話になりました。
妻からは、
「ジェノベーゼのパスタも作りたいから、バジルを育ててほしい」
という希望もあり、2026年7月15日に2株の苗を植えました。
この記事では、バジル2株にかかった費用、実際の収穫量、スーパーで買った場合との比較、家族で食べた感想を正直にまとめます。
家庭菜園を始めた最初の春に、カブとほうれん草が家計をどのくらい助けてくれたのかも記録しています。

まだ栽培途中のため、「大きく節約できた」とは言えません。
ただ、わが家では、プランター1つから始めたバジルが、食卓の楽しみを増やしてくれました。

なぜバジルを育てようと思ったのか
ミニトマトと一緒にマルゲリータを作りたかったから
わが家では、先にミニトマトの栽培を始めていました。
ミニトマトが育っていく様子を家族で見ているうちに、
「このトマトでピザを作れたら楽しそうだね」
という話が出ました。
そこから、
「せっかくならバジルも自分たちで育てて、マルゲリータにしよう」
と話が広がりました。
妻はジェノベーゼソースを使ったパスタも作りたいと言っていたため、ピザだけでなく、パスタにも使えることがバジルを選んだ理由です。
2026年7月29日にヤオコーネットスーパーを確認したところ、生のスイートバジルは35グラム入りで本体価格198円、税込213.84円でした。少量でも毎回購入すれば、少しずつ食費に加わります。(ヤオコーネットスーパー)
自宅で必要な時に少しずつ収穫できれば、使い切れずに傷ませることも減らせそうだと考えました。

実際の栽培記録
650型プランターに苗を2株植えました
バジルの苗を植えたのは、2026年7月15日です。
使用したものは、次の3つでした。
- 650型プランター
- バジルの苗2株
- 市販の培養土
培養土とは、野菜を育てるために必要な土や肥料があらかじめ混ぜられた土のことです。
今回は、初めてでも始めやすいように、市販のものをそのまま使いました。



わが家では、同じ野菜を畑とプランターで育て、育ち方の違いも比べています。

雨が多く、水やりはほとんどしませんでした
植え付け後に気をつけたのは、土の湿り具合です。
毎日水をあげるのではなく、
「土が乾いていたら水をあげよう」
と考えていました。
7月は夕立や雨の日が比較的多く、土が乾いている日はほとんどありませんでした。
そのため、初収穫までに行った水やりはわずかです。
これはバジルが完全に手間のかからない野菜だからというより、今回の天候と栽培環境が合っていた面も大きいと思います。
雨の量やプランターの置き場所によって乾き方は変わるので、雨が降った後も土を触って確認することは続けました。

花を咲かせない方がよいと知りませんでした
順調に育っていた一方で、失敗もありました。
私は毎日バジルを見ていたのに、
「収穫はまだ先だろう」
と思い込んでいました。
妻から、
と言われるまで、花が咲く前の手入れが必要だと知りませんでした。
指摘された翌日に、慌てて最初の収穫をしました。
米作りを24年続けていても、野菜では知らないことばかりですね。
水やりや虫対策で後手に回った、家庭菜園最初の春の失敗も正直に残しています。

今回の反省から、ただ眺めるのではなく、葉の増え方や先端の変化まで見るようになりました。

実際に何回収穫できた?
植え付けから9日後に19枚を初収穫
最初の収穫日は、7月24日です。
収穫できた葉は19枚です。
その4日後の7月28日には、2回目として26枚を収穫できました。
| 収穫日 | 植え付けからの日数 | 収穫した葉 |
| 7月24日 | 9日 | 19枚 |
| 7月28日 | 13日 | 26枚 |
| 合計 | 45枚 |
7月29日時点では、合計2回、45枚の収穫です。
植えた時期は一般的な植え付け時期より遅めだったかもしれませんが、暖かい時期だったこともあり、想像以上の早さで育ちました。
バジルの一般的な種まき時期は、気温が安定する4月下旬から5月頃が一つの目安とされています。今回は苗から始めたことと、気温の高い7月だったことが、早い収穫につながった可能性があります。(サカタのタネ 家庭菜園・園芸情報サイト 園芸通信)


家族で食べて感じたこと
市販のピザが「バジルが主役のピザ」になりました
初めて収穫したバジルは、市販のピザにのせて食べました。
焼き上がったピザに新鮮なバジルを添えると、袋から出した時から香りが広がりました。
妻からは、
と言ってもらえました。
私は、たった数枚の葉で、ここまで料理の印象が変わるとは思っていませんでした。
一方、子どもたちは香りが気になったようで、今回は食べられませんでした。
家族全員が喜んだ、というきれいな結果ではありません。
それでも、
「次はトマトも一緒にのせよう」
「今度はパスタに使ってみよう」
と、食卓での会話が増えました。
子どもが食べなかったことも含めて、わが家らしい最初の収穫になりました。

わが家では何回収穫すると元が取れそう?
初期費用は合計1,142円でした
今回、バジル栽培を始めるためにかかった費用は次のとおりです。
| 購入したもの | 費用 |
| バジルの苗2株 | 596円 |
| 650型プランター | 382円 |
| 培養土 | 164円 |
| 合計 | 1,142円 |
ヤオコーネットスーパーでは、35グラム入りのバジルが本体価格198円でした。(ヤオコーネットスーパー)
今回の45枚は重さを量っていません。
ネットの商品画像などを参考にすると、2回の収穫で35グラム入りの商品2袋ほど、合計396円相当ではないかと推定しています。
ただし、葉の大きさや水分量で重さは変わるため、これはあくまで概算です。
現時点では、まだ746円分の赤字です
計算すると、現在の状況は次のようになります。
初期費用1,142円
− 収穫分の推定396円
= 残り746円
35グラム入りの商品1袋を198円として考えると、初期費用を超えるには約5.8袋分が必要です。
つまり、合計6袋分ほど収穫できれば、購入価格との比較では元が取れる計算になります。
これまでと同じくらいの量を1回ずつ収穫できるなら、6回目前後が一つの目安です。
ただし、今後も同じ量が収穫できるとは限りません。
そのため、「6回収穫すれば必ずプラス」とは言えません。
8月中に届くかもしれない、という途中経過として見守りたいと思います。
また、プランターは次の栽培でも再利用できます。次回は苗や土だけで始められる可能性があるため、長く使うほど1回当たりの負担は小さくなります。

実際に育てて感じたメリット・デメリット
メリット|収穫までが早く、必要な分だけ使えました
苗を植えてから9日で初収穫できたため、「育ててもなかなか食べられない」という待ち時間がほとんどありませんでした。
必要な時に必要な枚数だけ収穫できるため、スーパーで買ったバジルを使い切れずに傷ませる心配が少ないのも助かります。
デメリット|香りが強く、家族全員向けとは限りません
バジルの良さは、豊かな香りです。
わが家でも妻は喜んでくれましたが、子どもは食べられませんでした。
家族で育てたからといって、家族全員が好きになるわけではありません。
先に市販のバジルを少量食べて、家族が香りを好むか確認してから苗を買う方法もよいと思います。
初心者にもおすすめ?
手間を減らしたい人には、かなり始めやすいと感じました
特に向いているのは、次のような人です。
- 毎日長い時間をかけて管理するのが難しい人
- ピザやパスタにバジルを使う人
- 早めに収穫を経験したい人
- プランター1つから始めたい人
また、今回は雨が多く水やりが少なく済みましたが、土の乾燥を確認する必要はあります。
「何もしなくても育つ」という意味ではありません。
わが家での評価
| 項目 | 評価 |
| 家計への貢献 | ★★★★★ |
| 育てやすさ | ★★★★☆ |
| 初心者おすすめ | ★★★★★ |
| 収穫までの早さ | ★★★★★ |
| リピート収穫 | ★★★★★ |
| 子どもの楽しさ | ★★★★☆ |
家計への貢献は、現時点の節約額だけでなく、必要な時に収穫できることや、今後も繰り返し使える期待を含めた評価です。
子どもたちはバジルを食べられませんでしたが、ピザやパスタの話で家族の会話が増えたため、星4つにしました。
この記事は収穫のたびに更新します
この記事は、2026年7月29日時点の途中経過です。
今後も、次の内容を追記します。
- 最終的に何回収穫できたか
- 合計で何枚、何グラム収穫できたか
- 追加の肥料や費用が必要だったか
- 何回目で初期費用を超えたか
- ジェノベーゼパスタを作れたか
今回は重さを量らなかったため、家計への効果は概算になりました。
次回からは収穫した葉の重さも量り、より正確に記録します。
野菜の成長と一緒に、この記事も育てていきたいと思います。

まとめ|バジルは家計だけでなく、食卓の楽しみも増やしてくれました
7月29日時点の結果は、次のとおりです。
- 収穫回数:2回
- 収穫量:合計45枚
- 推定価格:合計396円相当
- 初期費用:1,142円
- 現時点の差額:マイナス746円
まだ初期費用は回収できていません。
この先も収穫が続き、同じくらいの量を合計6回ほど採れれば、スーパーで購入した場合との比較では元が取れる可能性があります。
ただ、今回一番うれしかったのは、396円分のバジルが採れたことだけではありません。
妻がピザを食べながら、
「バジルが主役のピザだね」
と喜んでくれたことです。
子どもたちは食べられませんでしたが、
「次は何を作ろうか」
と家族で話す時間が増えました。
プランター1つの家庭菜園でも、食費の不安を少し減らし、食卓の楽しみを増やすことはできそうです。
私もまだ野菜作り1年生です。
収穫量だけでなく、失敗したことや追加でかかった費用も隠さず、これからも記録していきます。
バジルの香りが好きなご家庭なら、ピザやパスタを楽しみに、苗1株から始めてみるのもよいですね。

